自分のことを理解できない理由。誰もがレンズを通して自分を見る
私たちは、自分自身の映画の主役であり、人生の主人公です。誰もが自分のレンズを通して世界を見ています。しかし、そのレンズは真実を歪めるものです。私たちは、一生を通して、自分自身と過ごします。誰よりもはる…
私たちは、自分自身の映画の主役であり、人生の主人公です。誰もが自分のレンズを通して世界を見ています。しかし、そのレンズは真実を歪めるものです。私たちは、一生を通して、自分自身と過ごします。誰よりもはる…
今回はジョセフ・グエン著の「考えすぎない練習」を紹介します。グエンは「直感はすべてポジティブで、思考はすべてネガティブなので、私たちは思考をやめて直感に従うことでよい結果にたどり着くことができる」と主…
私たちは、他人より自分が正しいと考えます。自己正当化は、最も危険な思考傾向です。罪悪感をもったり自己意識を弱めることなく残虐な行為さえ容認できてしまうからです。私たちはこの思考傾向から抜け出すだけでな…
専門知識、合理的思考、適格なアドバイスなど、いくら優れた知識や能力を持っていようが、それを行動に移せるかは別問題です。それらと掛け合わせて変化を生み出すための「特別なソース」が必要なのですが、そのソー…
異常気象や自然災害が多くなりました。その原因となっている地球温暖化は、人間の活動がもたらしていることが明らかになっています。しかし、私たちはその事実を受け入れなかったり、受け入れても他人事のように捉え…
「本当に合理性は私たちに望ましい結果をもたらすでしょうか?」 個人レベルでは、ある程度感情にまかせた方がよいこともあるでしょう。しかし、能力がなければ、必要な時に正しい判断はできません。また、合理性を…
人間の不合理性を取り上げた2冊の本を紹介します。私たちが自身の不合理性に打ち勝つためには、理性が必要で、理論的な考えを鍛えなければなりません。しかし、私たちの世の中は、ポスト真実とも言われるように、合…
スキーマとは、情報を後ですぐ思い出せるように単純化したり分類しておく私たちの知識構造です。情報を効率的に処理できるメリットがある一方で、いったん定着すると簡単には変わらない固定観念や先入観を生み出しま…
私たちは毎日、議論に参加したり、他の人たちの議論を聞いたりしています。議論は「前提」と「結論」で構成されますが、相手の前提や論理の誤りを特に疑うことなく、知らず知らずのうちに相手の思うように導かれてし…
自分が人生をコントロールできると信じ、成功も失敗も自分の責任だと思う人は、コントロールできないと思う人より、主体性、自律性、達成志向が強く、結果としてより良い生活を送ることができる傾向があります。ただ…
私たちのコロナウイルスへの対応・意思決定は、データなど数字的証拠を元に決定された事もありますが、憶測や期待、バイアスなどの思考プロセスが大きな役割を果たしました。それは役に立ったり、立たなかったりして…